誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門 [ 内藤理恵子 ]

   

内藤理恵子 日本実業出版社ダレモオシエテクレナカッタ「シ」ノテツガクニュウモン ナイトウリエコ 発行年月:2019年08月20日 予約締切日:2019年07月05日 サイズ:単行本 ISBN:9784534057167 内藤理恵子(ナイトウリエコ) 1979年生まれ。

哲学者、宗教学者。

博士(宗教思想)。

2002年、南山大学文学部哲学科卒業。

2010年、南山大学大学院人間文化研究科宗教思想専攻博士後期課程修了。

現在、南山大学宗教文化研究所非常勤研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 死も哲学も神におまかせキルケゴール 対 絶対精神黙示録ヘーゲル/第2章 永遠回帰で死なないニーチェ 対 無意味な生を終わらせる死ショーペンハウアー/第3章 イデア論という理想世界へ臨むプラトン 対 終活の元祖ソクラテス/第4章 厳密なる現象学の師フッサール 対 西洋哲学の死生観を更新したハイデガー/第5章 ハイデガーがスポイルした「死の不安」を哲学するヤスパース/第6章 無時間世界を生きるヴィトゲンシュタイン 対 革新的な死生観を示しながら壮絶死したサルトル/第7章 死から甦ったキリスト 対 いまも生きている空海そして、日本的霊性を発見した鈴木大拙/第8章 釈迦は死について何を語ったのか そして、手塚治虫は釈迦の死をどう描いたのか/第9章 日本人の「あの世」のイメージ『往生要集』源信 対 キリスト教的他界観『神曲』ダンテ/第10章 ともに宇宙観に強く結びついた死生観 中世哲学者ブルーノ 対 現代物理学者セーガン ソクラテス、プラトン、釈迦、イエス、空海、ヘーゲル、キルケゴール、ニーチェ、ヴィトゲンシュタイン、ハイデガー、サルトル、手塚治虫…先哲たちの「死」をめぐる思索と苦悩をたどる新・哲学入門。

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